Another One Bites The Dust

レート戦士によるブログ

【SVシングルシーズン3】 パラD厨パ【 最終2236 最終11位 】

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TN 強すぎて御免 最終11位 最終2236

 

<構築経緯>

 自分の得意な戦術は受けで詰ませたり、攻め枠を通すような柔軟な選出のできるサイクル構築で、パラドックスポケモンの登場により受けサイクルの課題であったサーフゴーのケアが以前のルールより簡単になったので今期はこの方向で組むことにしました。

まず1匹目に受けコマとして対策していない構築は壊滅状態に追い込めるキョジオーンを採用しました。

キョジオーンは相手の隠密サーフゴーが課題なので、サーフゴーに対して後投げから処理できるチョッキテツノカイナを2匹目、眼鏡ドクガを3匹目に採用。

スカーフ枠が余っているので受けるのが困難なテツノツツミやその他有象無象に強いスカーフハバタクカミを4匹目に採用。

ここまで重めのマスカーニャキノガッサに強く裏の高火力アタッカーと相性のいい蜻蛉返りアーマーガアを採用。

@1の枠はキョジオーンが重めなのと、電気の一貫が気になったので隠密ガブリアスを採用していましたが殆ど選出しなかったので、対キョジオーン性能を可能な限り落とさず、あらゆる構築を破壊できる珠セグレイブを採用しました。

今回は最終1位を取ったミルク(@miruku_64)とこの環境の強いと思うポケモンと構築の方向性が一致したので久しぶりに一緒に構築を考えて剣盾最終シーズン以来の超絶プレイングガチつよ構築が組めました!

 

<コンセプト>

・キョジオーンで削りスカーフカミで一掃する

・セグレイブを絡めた超パワー選出で破壊

・プレイングで勝ち切る

 

 

<個体紹介>

1.ハバタクカミ@こだわりスカーフ

性格:控え目

特性:古代活性

テラスタイプ:フェアリー

技構成:ムーンフォース シャドーボール パワージェム 滅びの歌

調整:H148 B156 C196 D4 S4

HB:意地カイナの地面テラス地震確定耐え

Sブーストイダイナキバの地面テラス地震確定耐え

C:11n

ムーンフォースで無降りツツミを確定1発

HD:控え目カミのシャドーボール確定耐え

臆病特化神の眼鏡フェアリーテラスタルムーンフォース81%耐え

S:あまり(コノヨザルと同速)

 

最強パラドックスにしてこの構築の核

技構成は一致技のムーンフォースシャドーボール・ガモスに押すパワージェム・壁クエスパトラにeasyを取る滅びの歌で完結。

Sはスカーフで補いHBCに大きく振ることで「物理アタッカー相手に打ち合うことができる・高いCからの一貫する超高火力技・上からの行動」を実現した相手視点あり得ないことが起きる環境92週目の神。

キョジオーンで相手のポケモンに削りを行うことでカミの一貫を目指したり、相手の考慮外の耐久で対面のポケモンを破壊したりとこの構築における最強のポケモンだった。

フェアリーテラスムーンフォース連打で相手を制圧する瞬間が気持ち良すぎる。

あまりにもパルデアの黒バドレックス

 

テツノカイナ@とつげきチョッキ

性格:意地っ張り

特性:クォークチャージ

テラスタイプ:地面

技構成:ワイルドボルト ドレインパンチ 地震 ボルトチェンジ

調整A252 D204 S52

A:特化

D:控えめ特化眼鏡カミのムーンフォースを最高乱数以外耐え

S:同族意識

最強チョッキ枠

技構成は一致技のワイルドボルトドレインパンチ、有象無象にうつ地震・対面操作技のボルトチェンジ

頭一つ抜けた数値で破格の対面性能を持ちながらボルトチェンジでサイクルを回せる最強のポケモン

キョジオーンが選出できない時のドクガ対策に選出したり、受け構築の天敵であるサーフゴーに簡単に勝つことができる唯一無二の性能をしていた。

チョッキを持たせることで特殊方面の耐久がバグレベルに高くなるので、テラスタルを切られてない眼鏡特化神のムーンフォースを素で耐えて返しのワイルドボルトで破壊するタイプ相性を超越したポケモンだった。

最終日だけ下からボルチェンを押すためにS個体値を無振りキョジオーン•ヘイラッシャ抜かれまだ落として、対面セグライブに勝てるフェアリーテラステツノカイナを使用していましたがあまり活きなかったのでシーズンの序盤に使っていた地面テラスの型に戻しました。

 

3.テツノドクガ

性格:臆病

特性:クォークチャージ

テラスタイプ:炎

技構成:炎の舞 ヘドロウェーブ オーバーヒート とんぼ返り

調整:CS252 D4

特殊版パルデアのウーラオス

技構成は一致打点の炎の舞+ヘドロウェーブ・超高火力一致技のオーバーヒート・対面操作技のとんぼがえり

このポケモンカイリューのいない構築に対しては対面操作技を駆使しながら高火力技を押しつけていくことで相手のサイクルを簡単に破壊することができる。

シーズンの序盤•中盤はそんなにカイリューがいなかったので対面操作+オーバーヒート連打で全員倒すことができたが終盤になるにつれてカイリュー入りの構築が増えてきたので刺さりは悪くなったと感じた。

相手のH252チョッキセグレイブに対してドクガのとんぼがえり+アーマーガアのとんぼがえり+炎テラスオーバーヒートでちょうど100%から入って確殺なのが美しすぎる。

最終日カイリュー入りのサイクルを逆にドクガで破壊しようと思って木炭を持たせた氷テラバースト型を育成して2戦ほど試したが、ドクガをテラスタル前提でサイクルを回すことが不可能なことに気づいたので速攻炎テラス眼鏡に戻した。

 

4.セグレイブ@いのちのたま

性格:意地っ張り

特性:熱交換

テラスタイプ:地面

技構成:巨剣突撃 つらら張り 地震 氷のつぶて

調整AS252H4

構築の最後に入ってきた破壊神

技構成は一致技の巨剣突撃・つららばり、有象無象にうつ地震、先制技の氷のつぶて

キョジオーンを選出したら逆に狩られそうな相手に対して出すことが多く、負けそうな展開でもキョジオーン対策の弱いポケモンが出されることが多いのでそのまま火力で押し切れることが度々あった。

このポケモンを採用してから爆速で2ROM2100に載せることができて最終日も爆勝ちすることができた。このポケモンを教えてくれたミルクに感謝😭

 

5.キョジオーン@たべのこし

性格:腕白

特性:きよめのしお

テラスタイプ:水

技構成:塩漬け 地震 守る 自己再生

調整 H252 B132 D124(多分ミルクと調整違う)

HD:控え目特化ハバタクカミのムーンフォースを残飯込み2耐え

控え目特化眼鏡フェアリーテラスムーンフォース確定耐え

HB:あまり

 

偉大すぎてしまう塩

技構成は最強技塩漬け・サーフゴーやドクガにうつ地震・塩漬けと相性抜群のまもる・回復技の自己再生。

本構築のサイクルの要で数値とタイプが優秀なパラドックスポケモンを絡めることで隠密マントポケモンを破壊することができる。

また、水テラスタルにして地震を搭載することでキョジオーン自体がサーフゴーに強くなるため水テラスタルに変更してからはサーフゴーに苦戦しなかった。水テラスタルにすることで受けることが難しいテツノドクガにも安定したりとサイクルパーツとして優秀だった。

 

6.アーマーガア@オボンのみ

性格:腕白

特性:ミラーアーマー

テラスタイプ:格闘

技構成:ブレイブバード ボディプレス とんぼ返り 羽休め

調整 H252 B252 D4

技構成はコノヨザルにテラスタルを強要させるためのブレイブバード、ドドゲザンに打つボディプレス、対面操作技のとんぼがえり、回復技の羽休め。

このポケモン自体は全く強くないが裏の超火力アタッカーを活かすための対面操作枠として優秀だった。持ち物は対面性能を高めるならゴツゴツメットを持たせるべきだが、アーマーガアでとんぼ返りを打ってアタッカーにつなげる回数を稼ぐ方が勝率に繋がると判断してオボンのみを持たせている。

シーズンの序盤から終盤まで一致技はハバタクカミを倒すためにアイアンヘッドを採用していましたが、終盤コノヨザルがあまりにも増えていたので相手のコノヨザルにビルドを積む余裕を与えず、テラスタルを強要できるブレイブハードに変更した。これにより流行っていたコノヨザル展開や隠密コノヨザル入りに自信を持って選出することができたので変更したのは正解だったと思う。

<最後に>

ポケモン人生初の最終1位チャレを逃して本当に悔しいシーズンでした。保存をしていれば自己最高の最終2位で終わることができましたが、1位を目前にして潜らないのは意味がわからないので最後特攻したことに後悔はないです。

同じ構築を使用していたミルクは1位で自分は1位チャレまで行ったので間違いなく構築は最強格だったと思います。

この構築は8世代のバドホウオウナット同様本当にうまい人じゃないとまともに勝てない構築なので使うことをおすすめしません。(マジ)

最終日の対戦動画も投稿しているのでよかったらどうぞ。

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