TN 極 最終2142 最終4位
〈構築経緯〉
前期の構築が今季も通用すると確信していたので、反省を活かし構築をブラッシュアップさせる方向で考えることにした。
前期構築の反省点として、
•状態異常に耐性がない→ヘイラッシャ•カバルドンのあくびループを抜けることができない。ウルガモスの鬼火の一貫。
•ウルガモスが重い→ヘイラッシャにウェーブタックルがないため処理ができない。鉢巻ガブリアスを通したいが、鬼火でサイクル負けする可能性がある。
•アーマーガアが弱すぎる→アーマーガアを絡めずグライオンを打開できる枠が必要。
だったので、状態異常とウルガモスの対策としてHDグライオンをガブリアスの代わりに採用することにした。
ガブリアスとアーマーガアが構築から抜けたことで、全体的のSラインが下がりグライオンを打開できるポケモンがいなくなったのでグライオンにテラスを強制させながら上からの縛りも行えるスカーフマスカーニャを使用することにした。
特性:変幻自在
性格:いじっぱり
技構成:はたきおとす トリプルアクセル とんぼがえり トリック
努力値:H252 A188 B4 D12 S52
やばい猫
技構成は一致技の叩きおとす、グライオンやドラゴンに対して打つトリプルアクセル、対面操作技のとんぼがえり、崩しを潰せたり蝶舞の起点をつくれるトリックで使用。
ドラパルトやマスカーニャの上から行動したかったので持ち物はスカーフ。
今回はカイリューやガチグマ対面で生存させながらトリプルアクセルやトリックを打ちたかったので耐久に振っている。
グライラッシャと合わせることでゲームメイクからスイープ。ウルガモスと合わせることでトリック+蝶舞の展開選出といずれも並びでの強さがあったので本構築と噛み合っている。
構築単位で重めのウルガモスに対しては対面からトリック、蝶舞読み後投げからのトリックで対応できるので前期と比べると楽になる展開が多かった。
特性:ふゆう
性格:臆病
技構成:流星群 悪の波動 ラスターカノン かえんほうしゃ
努力値:CS252D4
殴り枠
技構成は変更の余地はないと判断して前期と同じ。
前期は耐久に降っていたが、今回はグライオンが重めの構築なので先に行動できるようにSを伸ばした調整に変更した。
今季はオオニューラが前期と比べて増えたことから、初手にサザンドラを置いてアドバンテージを稼げそうな構築があまりなく以前と比べると強く使えなかったが、鋼×浮遊の独自の耐性が強みでセグレイブ入りやオオニューラのいないスタンパに対しては安定した活躍をしてくれた。
特性:ほのおのからだ
性格:ずぶとい
努力値:H252 B180 S76
今季はそんなにヤバくなかった蝶
シーズン終盤鬼火ウルガモスを投げたいと思える構築があまりなく1匹で完封する展開が少なかったが、Sを上げながらの積み•詰ませを両立させる唯一無二のポケモンなので最後まで使い続けた。
今回も草テラスで採用しており、最終日の対戦では被選出率100%のエルフーンに対してやどりぎの一貫を切りながらTOD勝ち、ヘイラッシャを貫いてきたラム電気テラバカイリューに対しては草テラス鬼火で切り返すなど勝ちに直結するテラスタルだった。
4.オオニューラ@気合いの襷
特性:かるわざ
性格:陽気
努力値:AS252 B4
ガチでやばい方の猫
前期と全く同じ調整•技構成•テラスタル
今回はグライラッシャと合わせて投げる機会が多く、毒サイクルで疲弊した相手を上からの殴りで倒しに行く展開が強力。グライラッシャが不利をとる原種ガチグマが相手にいた時は必ず選出するようにしていた。
今季もクエスパトラ構築が一定数いたので軽業剣舞ニューラでeasywinを量産できた。
5.グライオン@毒毒玉
特性:ポイズンヒール
性格:しんちょう
技構成:じしん どくどく まもる みがわり
努力値:H228 A4 B4 D228b S44
毒の王
技構成は毒毒まもる身代わりは確定で、今回はサーフゴーやブリジュラスに対して殴る手段が欲しかったので地震を採用した。
テラスタルはガチグマに対して最強になれる鋼で、調整は全ての特殊ポケモンを誤魔化すためにHDベース。
前期の軸であったチョッキサザンドラが通っていなかったので、グライオンを絡めた毒サイクルでの選出率が高く7割くらい投げていた。
HDグライオン+HBDヘイラッシャの並びが環境に存在する相手に互角以上に戦うことができ、対策していない相手にはeasy win、対策をしてきてやっと勝負になるという展開だった。
久しぶりにポリヒトデみたいな毒サイクルができて楽しかった。
6.ヘイラッシャ
特性:てんねん
性格:わんぱく
技構成:ゆきなだれ じしん まもる あくび
努力値:H252 A20 B132 D100 S4
やばいナマズ
前期からの変更点は一切なし。
今季も構築の核として選出率が一番高く、キョジオーン入りや受けループのような変則的な構築以外にはすべてに投げていたはず。
雪雪崩•地震が合理的な技範囲で、テラスタル前後のポケモンを倒し切れるのが今季も強かった。前期結果を残したヘイラッシャの技構成がウェブタのろいや眠るが多かったことからテラス前のガブリアスやカイリューに雪雪崩が入って超有利展開になることが多々あった。