TN 道を開けろ 最高202x 最終2015 最終24位
TN 夢追漢 最高202x 最終1999 最終41位
TN 笑ってた 最高199x 最終1926 最終129位
<構築経緯>
自分の最も勝率の高い構築の系統はプレイングで捲れるサイクル戦なので、前期結果を残したホウオウ+ナットレイから組み始めた。
3体目にはホウオウナットで完璧にカバーできない黒バドやイベルタルに強く対面選出にも組み込める意地バークアウトHDSザシアンを採用。
4体目には後述するステロナットレイと合わせてシーズンを通して流行していたザシオーガルギアイベルグラ@1の並びにeasyを取れるCSベースのチョッキオーガを採用。
次にここまで相手のグラードンやマーシャドーに後投げできるポケモンがいないのでそれらに強く、あらゆるポケモンを破壊する性能を持つHB龍舞ワイドブレイカージガルデを採用。
最後の枠はスカーフ枠が余ってたのと、構築単位でダイナが重めだったのでスカーフ黒バドレックスを採用した。
<コンセプト>
・ホウオウナットの受けサイクル
・ジガルデで破壊する
<個体紹介>
1.ザシアン@くちたけん
性格:意地っ張り
特性:ふとうのけん
技構成:巨獣斬 じゃれつく でんこうせっか バークアウト
調整:H252 D148 S108
HD:臆病カイオーガの雨潮吹き耐え。バドレックスのアストラルビット+C-1アストラルビット耐え
S:ミラー意識
最強の犬
技構成は一致ウェポンの巨獣斬、じゃれつく。リーチを伸ばす電光石火。対面黒バドレックスを倒すバークアウト。
ホウオウナットにおけるザシアンの役割は受けコマにかかる負荷の分散で、受けるのが困難な黒バド・イベル・カイオーガに居座れる選択肢を持たせることで数的有利を保ったままホウオウナットっで詰め切る動きが可能となる。
組み始めのザシホウオウナットの並びはサイクルを回しきることを意識したカイオーガや黒バドにより安定する慎重HDSで使用していたが、ステルスロック+巨獣斬で確実に珠イベルを縛ることを考えて中盤からは今回の意地HDSで使用していた。
自分の構築に選出してくるザシアンは基本的にインファワイボ両採用の型なので、それらのザシアンの上を取れるようなSラインに設定した。
体感7割くらいはミラーのS勝負は勝ってくれたと思う。
性格:控え目
特性:あめふらし
技構成:潮吹き 根源の波動 雷 冷凍ビーム
調整:H76 C236 S196
C:ステルスロック+雨潮吹きでH降りルギア確定1発
S:大体のHBルギア抜き
H:あまり
対面性能の鬼
技構成は最強技の潮吹き、電気打点の雷、氷打点の冷凍ビームは確定。@1の技はなみのり・熱湯・根源の波動の中から選択で今回は火力重視の根源の波動を採用した。
カイオーガの火力が凄まじく、対面に寄せてる構築は誰も受けることはできないのでナットレイのステルスロックと合わせるとザシアン+ルギア+ダイマ枠のような対面構築相手には簡単に勝つことができる。
このルールで和解できた最強のポケモンだった。
3.ホウオウ@あつぞこブーツ
性格:慎重
特性:再生力
技構成:聖なる炎 ブレイブバード ふきとばし(電磁波) 自己再生
調整:H252 B244 S12
HB:特化ザシアンのワイルドボルト耐え
HD:C特化黒バドのダイホロウ高乱数2耐え
S:あまり
神鳥
技構成は一致技の聖なる炎 ブレイブバード 回復技の自己再生は確定。@1の技はでんじはと吹き飛ばしの両方を使って2ROM2000までは載せたが、どちらも強いところはあるので個人の好みなのかもしれない。
追記 ムゲンダイカップでは吹き飛ばしで挑み、吹き飛ばしでルギアを強制退場させながら裏の有限ポケモンを削る。また、ジガルデを飛ばして積ませずにTODで勝つ立ち回りで拾った対戦があるので結論はこっちかもしれない。
シーズンの中盤まではホウオウナットを中心とした受け選出をすることが多かったが、終盤にHB龍舞ワイドブレイカージガルデを思いついてからはそっちをメインで通すことが多かったのでシーズンの前半と比べると選出率が落ちていた。
4.ナットレイ@食べ残し
性格:呑気
特性:鉄のとげ
努力値:HD252 B4
最強の鉄屑
技構成はミラーで相手のナットレイの残飯やホウオウのブーツを剥がすはたき落とす、最強技まもるとヤドリギ、攻めの一貫やサイクルを有利にするステルスロック。
ステルスロックを採用することで受けまわすだけでなく、アタッカーの一貫を取りにいく選出パターンを組み込めたのが偉かった。
最終日前日まで種マシンガンを採用していたが押したい相手もプレイングを突き詰めたら特にいなかったので、ミラーに有利が取れたり黒バドにより厚くなるはたきおとすを採用した。
5.黒バドレックス@こだわりスカーフ
性格:控え目
特性:人馬一体
技構成:アストラルビット サイコショック ドレインキッス トリック
調整:H100 B244 C164
HB:意地特化ザシアンの巨獣斬確定耐え
陽気特化珠ザクロムの威力140ダイサンダー確定耐え
意地特化珠イベルタルの威力140ダイジェット確定耐え
C:あまり
諸説
伝説ルールが始まって初めて採用したポケモン。群を抜いて高い素早さのおかげでS無降りでも100族を抜くことができ、耐久に努力値を回せるのが強かった。
技構成が一致技のアストラルビットとサイコショック。イベルタル打点のドレインキッス。相手の動きを縛るトリックで完結。
最後の6枠目に入ってきたポケモンでナットレイと合わせてステロ+ザシバドの超火力選出やバドホウオウナットのような受け2枚+攻め1のような選出もすることができて、決して弱いポケモンではなかったが、もう少し考えれた枠だったと思う。
本来はムゲンダイナを対策する枠での採用であったが、黒バドを選出しなくても勝てる立ち回りに気づいてからは選出する機会もあまりなかったので考察不足感があった。
まだ成長できる。
6.ジガルデ@カゴのみ
性格:腕白
特性:スワームチェンジ
技構成:サウザンアロー ワイドブレイカー 竜の舞 眠る
調整:H252 A4 B196 S52
HB:意地特化珠イベルタルのジェット+アーク確定耐え 意地特化珠イベルタルのアーク+アーク81%耐え
S:変身後S+で最速100族抜き
A:A+1ダイアースでH252降りザシアンを最低乱数以外落とせる
最強生物。
5体目の補完枠として入ってきたポケモンだが、いつのまにかホウオウに取って代わって軸に成り上がった最強のポケモン。
ジガルデが硬すぎるがあまり相手のイベルタルが物理だと分かっていればダイマックスのタイミングで後投げすることで眠るで全回復しながら起点にしたり、終盤爆増した偽装ホウオウナットの珠ホウオウもこのポケモンのおかげで後投げから狩りつくして全勝することができた。
環境的にじゃれつくを切るザシアンが多く、構築のホウオウナットの存在で選出されるザシアンの殆どがインファワイボ型だったのでそこを起点にザシアンから崩していく展開が強力だった。
HBワイドブレイカーにすることでジガルデの弱かった点である飛行タイプにサウザンアローを撃ち込まないとダイマックス技が通らない問題を解消したり、構築単位で誘うゼクロムの破壊やグラードンを起点にしたり相手視点ケアができない勝ち筋を生み出し続けて有利不利をいつのまにか逆転させる最強生物だった。
<最後に>
今期は構築に自信があったので最終日2日前に3ROM1桁に載せたり1位を狙う気持ちで最終日に挑みましたが、終始運が悪く2000から2勝が限界で一生勝てず最後まで足掻きましたが2000から1勝で終わりました。
一緒に構築を考えていたミルクは最終2位の成績を収めていたので構築自体は強かったと思います。
最後に8世代でマッチングした方へ、対戦ありがとうございました。
9世代でもよろしくおねがいします。